GRAIN は英語で「穀物」、D´OR はフランス語で「黄金の」という意味があります。 原料が持つ本来の旨み・風味・栄養価を、ゆっくりとていねいに粒全体から抽出しました。 石臼製法は紀元前2000年から行われている製粉方法で、穀物が持つ栄養をそのまま粉体にできる大変優れた技術です。 美味しさと栄養価を兼ね備えた「安心・安全・本物志向」の、 時代のニーズに応えた熊本製粉こだわりの「石臼挽粉」が、GRAIND´ORシリーズです。
独自の特殊製法で苦味成分を除去し、原料の持つ旨みを引き出しています。 長年培われてきた伝統に、最新の技術を導入したヨーロッパ製の石臼を使用する製粉技術で 粒の大きさをコントロールし、 品質のバラツキがなく、粉体の損傷を抑えます。
小麦は、①外皮、②胚乳、③胚芽から成り立っています。 一般的な製粉方法では①外皮と③胚芽が取り除かれますが、除去されてしまう外皮の内側にある、「アリューロン層」と「胚芽」には、 ミネラルや各種アミノ酸からなるたんぱく質が豊富に含まれています。 小麦に含まれている栄養成分を、バランスよく二次加工品へ取り入れるには、石臼挽き製粉が最適です。
出会いは本場フランスのバゲット。 なぜこんなに美味しいのか、その謎をたどると、そこには生産者とベーカリー、さらにM.O.Fと連携して作り出す 素晴らしいフランス産小麦があることがわかりました。 石臼挽き製法はフランス産小麦をはじめ、九州で大切に作られた小麦を丁寧に製粉し、小麦の本来の美味しさを引き出すことができます。
石臼挽小麦を使用すると、麦本来の深みのある味わいのパンや菓子・麺に仕上がります。 ハード系の代表であるバゲットでは、ほのかな甘みのある香りと サクサクとした食感で内層は黄みがかったクリーム色に焼き上がります。 クッキーやシューはサクサクとした食感、和菓子はしっとりと、風味豊かな製品に仕上がります。